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微妙なTシャツ/ほか

2003年 3月17日
記事ID d30317

出身惑星認識票 迷子の迷子の人間さん、あなたのお星はどこですか?


from EarthBoundDog.com

宇宙で迷子になったなら 〜宇宙旅行に忘れずに、首からさげる認識票〜
宇宙で道に迷って迷子になった。宇宙人に誘拐されたあと放置された。未知の惑星で「まるほ」缶詰工場につれてゆかれそう。 ――そんなときに強いみかたになるのがこの認識票。首から下げておくだけで、NASAパイオニア10号でも使われたクエーサー座標による太陽系の位置表示、 太陽系のなかでのあなたのプラネットの位置、そのプレネット上でのあなたの家がある大陸の位置を明確に伝えてくれます。 これで宇宙のどこからでもおうちに帰りますね! 地球からお出かけのさいは、お忘れなく!

ねだん 12.99ドル+国外送料6ドル
http://www.earthbounddog.com/

注意: 宇宙遭難から無事地球に帰還できても、ふるさと地球では正義の名のもとに無差別殺人が行われています。 地球帰還後の生活は、この点に留意のうえ、お客様の自己責任でお願い致します。

これで安全?! 外国旅行で身を守るTシャツ

http://www.iamnotamerican.com/
ねだん 22ドル+送料(2枚以上は割引あり)

Tシャツを着た人の写真 → 拡大図 わたしはアメリカ人ではありません、と各国語でプリントされたシャツ。
from Shirt Designs

外国旅行中のカナダのかたが「アメリカ人でなくカナダ人です」という趣意でメイプルリーフを身につけてるのは、よくある話で、 特にケベックなど、故郷に誇りを持ってるかたが多いみたいです。べつにアメリカが大嫌いだから「アメリカ人でありません!」とアピールしてるわけじゃないでしょう。外国で日本人がいつも中国人とごっちゃにされて「中国人じゃありません」と言うとき、べつに中国が嫌いだからそう言っているわけでないと思います。

が。しかし。時勢の文脈に照らすと、しゃれにならないTシャツですね。まぁそこが「しゃれ」なわけですが。 最近のアメリカ情勢(世界情勢でなくアメリカ情勢)。 「アメリカは〜したがっている」のように「アメリカ」をひとかたまりのモノのようにみている表現がよくありますが、 その「アメリカ」のなかにも「〜したがっていない」人がたくさんいるということを繰り返し強調させてください。 仲がよい友人のなかにアメリカの人も多いので、アメリカはすべて悪い、のように決めつけられるのは、あまりうれしくない。 このサイトでいちばんアクセスの多い Lazy Man's Guide のページだってアメリカのメンバーと共同で作ったものですし。 このTシャツの作者も何も反米的な意味でこれを作ったわけじゃないようです。 「これを着込んでアメリカ排斥デモで気勢を上げよう」といったベタな意味じゃなくて、「しゃれ」としてみてください。

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不正なXHTMLに対するMozillaの挙動はContent-Typeに依存

2003年 3月20日
記事ID d30320a

XHTMLの文書でタグの閉じ忘れのような間違いがあった場合、 Mozilla は、もしもサーバのレスポンスヘッダが
Content-Type: text/html
だったなら、間違いを無視して適当にレンダリングするが、もしもサーバのレスポンスヘッダが
Content-Type: text/xml
Content-Type: application/xhtml+xml
などだと、ページのレンダリングをしないでデバッグ情報を表示する (拡張子がXMLのファイルでなかみが不正なXMLだったときのMSIEと同様の動作)。 5種類の Content-Type: ヘッダに対して、 有効なXHTML、不正なXHTMLのそれぞれをあなたのブラウザがどう処理するか、次のページにデモを用意しました。
http://www.faireal.net/soft/browser/XHTML-Invalidator

手元で試した限りでは、 Mozillaは、文書タイプを text/html とした場合に限って(text/plain は別として)、エラーを無視してレンダリングを続行、 そのほかの場合は内容が不正だとレンダリングをしない。 MSIEは、文書タイプが text/html 以外だと、そもそもエラーになる。 ただし、application/xhtml+xml だと未知のバイナリデータ扱いでダウンロードするか尋ねる。 Mozilla 1.4a と MSIE 6.0 SP1 で確認しました。

この実験は、このサイト(Faireal.net)の表紙ページにエラーがあってMozillaでページを開けなかったときに、 「どういう条件でMozillaはページを(やれば本当はエラーを無視してレンダリングできるけれど冷徹に)エラー扱いするのだろうか」 ということを確かめたくて、やってみたものです。 このページの、Mozillaに対する、サーバからのレスポンスヘッダが
Content-Type: application/xhtml+xml
になっていたためでした。もし
Content-Type: text/html
だったなら、正しくないXHTMLでも、Mozilla は(よほどタグがめちゃくちゃでない限り)それなりに表示。 いくら Mozilla といっても、タグを閉じ忘れているだの Doctype宣言がないだの言っていちいちレンダリングを拒否していては、 ウェブがまともに見れないですが、サーバが
Content-Type: application/xhtml+xml
などと答えた場合には Mozilla としては「お、そう来るか……。じゃあ容赦はせぬぞ」てな感じで、 タグがきちんと合ってないとエラーを返すようです。 ちょっと間違いがあるだけでページをまったく表示できなくなるのは実用上ふべんですが、 Mozilla を簡易エラーチェッカーとして使えると思えば、あんがいべんり?  ただし、Mozillaのこの動作は「とことん厳格」なDTDレベルの照合ではなく、 あくまでXMLとしての形のチェックです。 (DTDで定義されてないタグだったり、imgにalt属性がないといった内容的な間違いがあっても、XMLとして形が良ければ通る。)

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application/xhtml+xml の xmlns属性による挙動の違い

2005年 4月22日
記事ID d50422

不正なXHTMLに対するMozillaの挙動は、HTTPレスポンスヘッダに依存する。

html要素にxmlns属性がなかったときの挙動も、これと似ている。 Content-Type が text/html なら、xmlns属性がなくても、Firefox は、あたかも
xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"
であるかのように振る舞うが、application/xhtml+xml だと、
This XML file does not appear to have any style information associated with it. The document tree is shown below.
として「裸のXML表示」を行う。

デモ: Test about xmlns

これを回避するには、xmlns属性を指定するか、または、
<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="foo.xsl"?>
のように、XSLファイルを指定してやれば良い。

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