6 : 11 戦闘妖精雪風アニメ版

← 6 - 10 p↑ もくじ i 6 - 12 n →

戦闘妖精雪風アニメ版(メモ)

2002年 8月 5日
記事ID d20805

「戦闘妖精雪風」第一巻は、2002年8月4日に初回放送されました。9月15日 たぶん22:00に再放送があるようです。小説と比較してのことなどいろいろありますが、これからみるかたのさまたげにならないよう、今はレビューめいたことは控え、最初に見た夜のメモをそのままペーストしておきます。あとから文をつけたす予定。

公平のためにつけくわえると、ゆきかぜアニメ版は現時点では原作愛読者のあいだで評価がビミョウである。 (ご承知のように、原作を読んでてアニメ版が悪く感じられることは非常によくある。) いまの段階では、英語圏での評価は、あまり良くない。 設定が統一されていない、ガレージの文字がSAFだったりSASだったりする、 英語が正しくないのは日本のアニメだからしかたないとしても、間違いかたがおかしいのでストーリーよりそっちに気をとられてしまう。等々。日本のスタッフは軍隊生活経験がない、というのも、細部のリアリティで、かなり大きい問題になってくる。 小説だと想像で各自おぎなってくれる細かいところを絵でかくので嘘がばれやすい。 しかも小説の何百ページもあるのを45分につめこむのは、ほとんどの繊細なエピソードをけずってることなので、原作読者には不満が残る。ゆきかぜを45分でつめることを大前提にするなら、このやり方はパーフェクトに近い。ぎりぎりまで説明をけずって想像の余地を残してくれている。けれど45分でいちおう完結させなければいけないのか、という前提は根本問題だろう。 ご存じのかたも多いと思うけれど、ほかのアニメ作品でもエピソード1があきれるほど飛ばしすぎなことは、ひじょーによくあるのである。vol.2以降で補完されるフラッシュバックとして全部でうまくつながれば良いのだが……? 要するに、主対象が小説を既読と仮定するか未読と仮定するかで、epsの作り方が変わるのだが、 アニメでは通常、視聴者は原作を知らないと仮定されている。原作読者には不満だが、原作にプラスするオマージュでなく、原作とパラレルにあるアニメ版なので仕方ない。GONZOになぐりこむぞという過激なコメントさえある。 絵柄のイメージは「星の時計のLiddell」が非常に近い。 主人公のイメージは「赤いたてがみの一角獣種」。

前世紀の人間が傑作と信じた「2001年…」は
2002年に「古代人の考えたこと」になった…

「ENEMY」

「雪風が敵だと言っている」

人間であることの壁…閉じこめられたもの

あるいは手の届かないもの

「I HAVE」

「YOU HAVE」

冷たい妖精のひとみ

……

「戦闘妖精雪風」公式サイトへ 戦闘妖精雪風(GONZO) 2002-08-04 22:00 AT-X

この記事のURL

テキスト版省パケ版XML版



メールの宛先
Email us in Cantonese, English, Japanese, or Mandarin.

Cost 8.1 milliseconds.

inserted by FC2 system