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2002-03-13 β13くらいまで慎重にβ版がアップされていた窓の手ですが、予定通りにきょう Ver.6.0 正式版がリリースされました。Ver.6 の最大のポイントのひとつは、ブロードバンドになって多くの Windowsユーザが気にしだしたMTU値、RWINサイズなどを、窓の手からも設定できるようになったことでしょう。ブロードバンドにしたのに体感速度がいまいち……というかたは、今後は安全べんりにチューンナップができます。「MTU値」などをちょっと変えるだけでずいぶん実効速度が変わることもあるようですよ。
2002-03-13 ネスケ４でも日英韓の混在表示できてます。さすがユニコードたん（UTF-8N）。もちろんOS側で該当する各フォントのサポートは必要ですが（最新のブラウザでも韓国語フォントを利用できなければ韓国語を表示できない）、ネスケの側のフォント設定はいじってません（デフォのまま）。といっても、じつはネスケ４のユニコードでデフォのままだと日本語を化けさせないウェブ側指定の仕方がけっこう大変なのですが……
ネスケユーザ自身さえバカにするネスケ４だが、これ見てみれ。
IE6、Mozilla、Operaとは比較できないが、Mac版IE5よりいいかも？
Netscpae 4.79、39KBイメージのサムネイル
……とは言うものの、なるべく早く乗り換え可能な新しいブラウザが出ると良いですね。ネスケ４とOpera6はタイヘンだ。
2002-03-12 クールなXBOXふうスキンがリリースされました。
クリックすると原寸大、画像の左半分もごらんください。41KB
詳細はxbox.com。直リン、WM8.0用(WinXP)、WM7.1用(Win2K)。ちなみにファイルに細工することでWindows 2000 でWM8をインストールすることも可能ですが、それはリスキーなので無謀なかたのみのオプションです。なお、このスキンを使うと、まれにメディアに傷がつく場合があるようですが、自然現象です。（←つまらん冗談。ダウンロードした .wmz 皮をSkinフォルダに入れるだけなら何の危険もありません）
2002-03-11 xyzzy（ジジィ）が 0.2.2.224 になりました。xyzzy は Windows 上で無料で使えるEmacsふうエディタで、複数言語、ユニコード、多言語混在文章を編集できます。日本語ファイルに限っても、EUC-JP、SJIS、UTF-8/8Nなどいろんな文字コードのファイルが混ざっているフォルダ内を、“文字コード縦断”で透過的にgrep、さらにgresregまでできます。Windows ソフトの標準インターフェイスに従っていないため慣れないと使いにくいですが、Emacs同様、ユーザが追加機能をプログラムできるなど最強のエディタのひとつと言えるでしょう。OSが持っているフォントのすべてを選択できるわけでないので、結果的に、厳密には Unicode 2.0 の文字すら全部は使えませんが、ロシア語、韓国語など、わりと一般的な文字なら何とかなることが多いです。ユニコードまわりは Emacs よりべんり。しかも、これだけの高機能のわりに軽いです。
ユニコード（UTF-8N）のファイルを自動認識で開いたxyzzy
21KBイメージのサムネイル
Changelogによる今回の更新点: NT系でCDのファイルが全部リストできないらしいのが直ったかも。スタックトレースの表示をちょっと変えてみた。ハッシュテーブルから削除すると、追加できなくなっていたのを修正。nconcの結果が循環するような引数のとき、帰ってこなかったのを修正。富豪な正規表現の検索で死ぬ場合があったのを修正。数値のequalの仕様を勘違いしていたのを修正。リストのstable-sortが全然stableじゃなかったのを修正。eval-regionのprint内容を若干変えてみた。ldiffが変だったのを修正。ミニバッファでファイル名を入力する場合、C-jを効かないようにした。isearchの処理を変な感じに変更。その他細かい修正。
2002-03-13 xyzzy（ジジィ）が 0.2.2.225 になりました。念のために zlib のバージョンを1.1.4にあげたとのことです。関連記事、zlib 圧縮ライブラリに弱点
Windows 98〜2000 の「MS02-014」のパッチについて。先週末に日本語版も「緊急」リリースされたもので窓の杜でも紹介(*)されています。しかし「(MS02-014)のパッチの不具合情報」という話があります。パッチを適用すると、かえっておかしくなる、という情報です。このパッチを適用するのは、もうしばらく待って、様子を見たほうが良いでしょう。Microsoft Security Bulletin MS02-014 の Technical details にあるように、このパッチが修正するのは非常に特殊な条件下でのみ発生する「バグ」で、急を要するとは思えません。（GrayMagicの件とは別です。）
(*)2002-03-11 http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/03/11/windowsbug.html
私は、モルジブという、とても暑い所へ行きました。最初モルジブの人たちと話せるかなあ、仲よくできるかなあ、とどきどきしながら、出発しました。ついたとたん日本はまだ冬なのに、モルジブはとても暑く、あせがでてきました。海は日本で見る海とぜんぜんちがって青くすきとおっていました。ごみもなく魚などおよいでいました。ホームステイ先の人たちもやさしくしてくれたりして、もう日本に帰りたくなくなりました。でも、ひとつこまったことがありました。からい料理でからくて、こまりました。最後に、言葉がつうじなくても、気持ちがつうじてると思いました。モルジブの人たち「ありがとう」といいたいです。
「モルジブ報告」より（2001年の春休み、10〜18歳）
2002-03-06 公開された Opera の最新ベータ・ビルド。キャプチャー画像（99KB）は、バナー広告の前に常に前面なカレンダーを出している例;-) さらに、Operaのぶんざいで日本語をほぼ完璧に均等割付しているのを観察してほしい。前に紹介したハックだ。
それとは別のOpera側の問題として、英語の文字と日本語の文字が混在すると「次に出力を開始する」点の計算があやしくなる。文字幅の取得に不具合があって、自分がすでに印字したものをまたふんずけたりしてしまう。Windows は文字でも文字でなく画像なのでフォント関連関数が難しい。画像の「妖精現実」のれいではOperaは、なかなか美しいが、これは妖精現実側のスクリプトでOperaを認識するとOperaに優しい変換をかますためで、一般には、もっと乱れる。そうは言っても、ネスケ４に比べたら、有力な選択肢だ。妖精現実はネスケ４もサポートしているので、ネスケ４でも読むだけならほぼ問題ないが、多くのページではネスケ４をサポートしていず、閲覧自体が困難なこともある。Operaなら、そういった事態がかなり減り、そのサイトの（デフォルトの）美術的・デザイン的側面もそれなりに楽しめるだろう。しかし逆に、ネスケ４だとOKだが、Operaだと表示が乱れるページもありうる。ネスケ４だとだめなパターンのほうが圧倒的に多いとしても、現状、Operaは、それほど絶対優位ともいえない。最速をうたいたいがために、インポートされるファイルのキャッシュをねちっこく保持して使い回すふしも、いただけない。
Operaの熱心なファンのなかには、Operaで表示が乱れるページについて「そのページのほうが標準に反しているからだ」と言い訳するかたもいるようだ。この言い訳は一般には正しくない。厳格に仕様書通りに書いていても Opera の側でおかしいことも多い。Mozilla や IE でもあることなので Opera だけを責められないけれど、「ほらそのページには文法違反がある」とか言ってみても、その文法違反とOperaの表示の乱れに因果関係があるかどうかは別問題。関係ないところでソースにささいなエラーがあるからといって、Operaの側の問題の責任をみだりに転嫁できない。それに、いろいろあるけど、Mozilla や IE は無料だし、軽量タブブラウザでも良いものが無料であるし……Operaは確かに良いものだけれど、これでカネがとれるというのは、かなり謎だ。
2002-03-06 Opera 6.02 Build 1052! ブレーク中の軽量ブラウザ Opera の実験的βが、6.02 1047 から 6.02 1052 へアップしました。6.02は日本語の正式版になると予定されているバージョン番号、手元では最近 6.02 1047 を使ってて、こんなもんでよくカネとれるなぁとあきれつつも、ネスケ４に比べたらトゥーセン・タック！な存在（ノルウェー語で千回の感謝を！の意味） Operaのティップとして、広告バナーが出るエリアの前に、「常に前面に表示する」カレンダーでもおいておくといいですよ。ちょうどOperaの広告バナーサイズにして。
日本製のこのトゥールとか。
Opera6.02 1052直リン、解説ページ英語
2002-03-20 6.02 beta3 (build 1056)
2002-03-21 Opera 6.02 beta4 (Build 1061)
2002-03-27 Opera 6.02 beta5 (Build1066)
Cost 345.9 milliseconds.